この記事は、20代~50代の男性介護士の収入について、2019年4月発表(※2020年2月現在での最新情報)の厚生労働省のデータをもとにわかりやすくまとめてみました。
今の自分の給料やボーナス・年収額って、平均値と比べるとどのくらいなの?・・・
- 『平均よりかなり少ない?』
- 『平均より少し少ないのかな…』
- 『標準?』
- 『ちょっと多い?』
- 『かなり多い!』
男性介護士として、他の介護施設で働いているみんなの『給料・年収額』はとても気になる問題ですよね。
20代後半~30代になれば、『これからの将来の事』を真剣に考え始めると思います。
- 家族や自分たちの今後の生活
- 未来における介護業界の給料問題
- 今の職場で給料・年収が、今後どのくらい上がっていくのか?
- 結婚した場合、子供を育てられるしっかりした安定収入は?
いろいろ考えるとやっぱり不安ですよね・・・。
現役介護福祉士である私も同じです。
だからこそ!
子育て真っ最中の現役男性介護福祉士の個人的な観点からとことん調べてみました!
この記事は、現役の男性介護士だからこそ知りたい!
- 男性介護士の年代別(各年代:前半・後半別)の給料やボーナス、年収の平均額
- 他の職場だと、同じくらいの経験でどのくらい貰っているのか?
- これからの介護業界や給料面は実際どうなっていくのか?
このような疑問について説明しています。
2019年4月発表(※次回は2020年4月発表)の最新データをもとに作成した具体的な給与比較表を使用すれば、あなたの給料・年収額と比較しやすい記事内容となっています。
- 【最新情報】男性介護士の年代別(20代~50代:各前半・後半別)の平均給料やボーナス、年収額比較!
- 【最新情報】最新の事業形態別の給料&年収比較!(20代~50代)
- 他の職場と給料が違う2つの大きな理由
- 地域や職場によって給料に大きな差が出る理由
『自分の貰っている給料額・年収額』とぜひ比較してみてください!
このブログは、現役介護士である僕JINが、仕事上の悩みや人間関係・利用者対応などの実体験・仕事経験をもとに投稿している個人ブログです。
記事をご覧いただき、ご質問やご意見があれば本当に気兼ねなく記事下のコメント欄からご連絡ください。
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⇒僕JINの自己紹介
▼転職歴3回・子育て中の僕がおススメする『給料・年収アップにつながる介護転職情報サービス3選』
【男性介護士】給料・年収UP&人間関係良好な職場が目的!3つのおすすめ介護転職エージェント!
【2020年最新】男性介護福祉士の平均給与・年収額を『各年代別&事業形態別』に調査!
最新の厚生労働省の発表(2019年4月10日発表)によると、常勤の介護職員の平均月収が前年と比べて、約1万円上がったそうです。
厚生労働省は10日、介護施設で働く常勤介護職員の平均月給が2018年9月時点で30万970円と前の年と比べて1万850円増えたと発表した。30万円を超えたのは09年の調査開始以来初めて。
昨年、2018年9月時点での介護職(正社員)の平均月給が・・・
30万970円!!
厚生労働省のデータや大手の新聞、各メディア等の情報を調べていると、【介護職員の平均給与額】はたしかに上がっています。
ですが、毎年上がっているのはたしかなのですが、残念ながらまだまだ社会的には『介護職員の給料は低い』と思われているままですよね。
いまだに年収200万円台の職場もあるとのコメントを読むと、『厚生労働省のデータは本当かよ!』と疑いたくもなります。
では、実際に発表されている厚生労働省の最新データを一緒に見ていきましょう。
【2019年発表】男性介護職員の平均年収額は?
最新の平均年収額の発表はまだですが、月給が昨年より1万円上がっていることを考えれば、350~360万円前後といったところですかね。
ちなみに女性介護士の平均年収額と比べると、男性介護士の方が約30万円ほど多いです。
扶養手当や家族手当などによる金額差ですかね。
では、20代~50代の現役介護士さんたちの平均月収、ボーナス(年額)、年収を最新の厚生労働省発表のデータをもとに年代別にまとめましたので、比較の参考にされてください。
20代前半・後半男性介護士の【平均給料&ボーナス&年収額】の調査結果!
※下記の金額は賃金構造基本統計調査内(職種別職種別第1表より)の「企業規模合計(4種類)」を平均して算出しております。(※以下全て)
20代男性(福祉施設介護員) | |
---|---|
年齢別 | 現金給与額 |
20歳~24歳(20代前半) |
22万2,525円 (賞与35万8,500円) |
25歳~29歳(20代後半) |
24万5,250円 (賞与50万3,550円) |
ざっと月給とボーナス年額を合算してみると、20代男性介護職の平均年収額は・・・
↓ ↓ ↓
- 20代前半年収:302万8,800円
- 20代後半年収:344万6,550円
20代後半になると、各調整手当の支給や結婚などでの諸手当が支給され、一気に収入は上がっていますね。転職時は経験もかなり考慮されてくる時期です。
※介護事業所や職場によって、処遇改善加算の取得、地域加算(※地域によって介護報酬が違う)、稼働率などによって大きな差が出るので、あくまで平均額と考えてください。
【20代男性介護士】事業形態別(サービス別)の平均給与額は?
では、特養や老健、デイサービスやグループホームなど介護施設の種類別に比較した、20代(~29歳)の男性介護士の平均給料はいくら位なのか見ていきましょう!
2019年4月10日発表(政府統計)の事業形態別(サービス別)の20代男性の平均給与額は以下の通りです。
以下の給与額データはすべて介護職員処遇改善加算の【加算Ⅰ】を取得している介護事業所の金額です。
処遇改善加算について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください!
20代の事業形態別平均賃金表
以下、『20代~50代男性の事業形態別平均給与額』参考データは平成30年度介護従事者処遇状況等調査より抜粋しています。(※表はスマホを横にすると見やすいです!)
事業形態(サービス別) | 平成30年度9月 | 平成29年度9月 |
1位 介護老人福祉施設(特養) | 30万2,730円 | 28万7,460円 |
介護老人保健施設(老健) | 29万4,210円 | 28万1,200円 |
介護療養型医療施設(療養病床) | 28万2,590円 | 26万5,180円 |
訪問介護事業所(訪問介護) | 28万6,090円 | 27万3,440円 |
通所介護事業所(デイサービス) | 25万7,510円 | 24万9,360円 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | 26万0,390円 | 24万3,240円 |
※通所介護事業所には地域密着型通所事業所を含んでいます。
30万2,730円
1位の特別養護老人ホームと、デイサービスとの給料格差は4万5,220円もありますね。
以下、30代⇒40代⇒50代と詳しく紹介していきますが・・・
介護サービス(事業形態)の中で一番給料・年収が高いのは『介護老人福祉施設(特養)』で、続いて『老健』となっています。
※以下の50代まで特養などの介護老人福祉施設が一番給料が高い事業形態になりますが、『特養の給料が高い』のには理由があります。
要介護3以上の入居者さんへの身体的介助負担、精神的な負担などがあり、その分介護保険からの介護報酬も多いためです。また、夜勤手当などもその給料差に大きく影響しています。
30代前半・後半男性介護士の【平均給料&ボーナス&年収額】の調査結果!
30代男性(福祉施設介護員) | |
---|---|
年齢別 | 現金給与額 |
30歳~34歳(30代前半) |
26万4,475円 (賞与57万8,275円) |
35歳~39歳(30代後半) |
27万3,100円 (賞与65万9,400円) |
※下記の金額は賃金構造基本統計調査内(職種別職種別第1表より)の「企業規模合計(4種類)」を平均して算出しております。
ざっと月給とボーナス年額を合算してみると、30代男性介護職の平均年収額は・・・
↓ ↓ ↓
- 30代前半年収:375万1,975円
- 30代後半年収:393万6,600円
30代は私のような家族(子どもアリ)の他業種からの転職者もいたり、全くの未経験で転職してくる人など幅が広いのですが、世帯主であれば未経験でもある程度の手当の支給があります。
※介護事業所や職場によって、処遇改善加算の取得、地域加算(※地域によって介護報酬が違う)、稼働率などによって大きな差が出るので、あくまで平均額と考えてください。
【30代男性介護士】事業形態別(サービス別)の平均給与額は?
同じく、特養や老健、デイサービスやグループホームなど介護施設の種類別に比較した、30代(~39歳)の男性介護士の平均給料はいくら位なのか見ていきましょう!
2019年4月10日発表(政府統計)の事業形態別(サービス別)の30代男性の平均給与額は以下の通りです。
30代の事業形態別平均賃金表
事業形態(サービス別) | 平成30年度9月 | 平成29年度9月 |
1位 介護老人福祉施設(特養) | 35万1,080円 | 33万6,830円 |
介護老人保健施設(老健) | 33万1,310円 | 32万1,600円 |
介護療養型医療施設(療養病床) | 32万7,620円 | 31万6,280円 |
訪問介護事業所(訪問介護) | 30万3,700円 | 29万0,640円 |
通所介護事業所(デイサービス) | 28万5,230円 | 27万1,060円 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | 28万9,760円 | 27万8,430円 |
※通所介護事業所には地域密着型通所事業所を含んでいます。
35万1,080円
ちなみに同じ条件での、30代女性(特養勤務)の平均給与額は、32万9,660円です。
ちなみに、1位の特別養護老人ホームと、デイサービスとの給料格差は6万5,850円もあります。
40代前半・後半男性介護士の【平均給料&ボーナス&年収額】の調査結果!
40代男性(福祉施設介護員) | |
---|---|
年齢別 | 現金給与額&賞与 |
40歳~44歳(40代前半) |
27万8,325円 (賞与65万4800円) |
45歳~49歳(40代後半) |
27万7,400円 (賞与67万5150円) |
※下記の金額は賃金構造基本統計調査内(職種別職種別第1表より)の「企業規模合計(4種類)」を平均して算出しております。
ざっと月給とボーナス年額を合算してみると、40代男性介護職の平均年収額は・・・
↓ ↓ ↓
- 40代前半年収:399万4,700円
- 40代後半年収:400万3,950円
40代は経験が長いベテラン男性介護福祉士であれば、役職や管理職に昇進したり、経験をしっかり考慮された給料が支給されていると思います。
ですが、その反面、全くの未経験で転職してくる人などもいて、実際は給与幅が広いです。前者であれば、年収450万~500万円以上もらっている職員はたくさんいます。
※介護事業所や職場によって、処遇改善加算の取得、地域加算(※地域によって介護報酬が違う)、稼働率などによって大きな差が出るので、あくまで平均額と考えてください。
【40代男性介護士】事業形態別(サービス別)の平均給与額は?
同じく、特養や老健、デイサービスやグループホームなど介護施設の種類別に比較した、40代(~49歳)の男性介護士の平均給料はいくら位なのか見ていきましょう!
2019年4月10日発表(政府統計)の事業形態別(サービス別)の30代男性の平均給与額は以下の通りです。
40代の事業形態別平均賃金表
事業形態(サービス別) | 平成30年度9月 | 平成29年度9月 |
1位 介護老人福祉施設(特養) | 37万2,680円 | 36万0,840円 |
介護老人保健施設(老健) | 35万1,740円 | 34万5,050円 |
介護療養型医療施設(療養病床) | 31万3,690円 | 30万8,700円 |
訪問介護事業所(訪問介護) | 34万3,350円 | 32万6,090円 |
通所介護事業所(デイサービス) | 31万8,860円 | 31万2,590円 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | 31万3,090円 | 30万3,900円 |
※通所介護事業所には地域密着型通所事業所を含んでいます。
37万2,680円
ちなみに同じ条件での、40代女性(特養勤務)の平均給与額は、33万7,050円です。
また、1位の特別養護老人ホームと、グループホームとの給料格差は5万9,590円(約6万円)もあります。
50代前半・後半男性介護士の【平均給料&ボーナス&年収額】の調査結果!
50代男性(福祉施設介護員) | |
---|---|
年齢別 | 現金給与額&賞与 |
50歳~54歳(50代前半) |
25万8,525円 (賞与51万6,450円) |
55歳~59歳(50代後半) |
25万3,075円 (賞与47万3,225円) |
※下記の金額は賃金構造基本統計調査内(職種別職種別第1表より)の「企業規模合計(4種類)」を平均して算出しております。
ざっと月給とボーナス年額を合算してみると、50代男性介護職の平均年収額は・・・
↓ ↓ ↓
- 50代前半年収:361万8,750円
- 50代後半年収:351万125円
50代は40代と同じく、経験が長いベテラン男性介護福祉士であれば、役職や管理職に就かれているので、職場や地域によっては年収は500万円超の人もいます。
ですが、やはり、全くの未経験で転職してくる人も実際は居て、給与幅が非常に広いです。
※介護事業所や職場によって、処遇改善加算の取得、地域加算(※地域によって介護報酬が違う)、稼働率などによって大きな差が出るので、あくまで平均額と考えてください。
【50代男性介護士】事業形態別(サービス別)の平均給与額は?
同じく、特養や老健、デイサービスやグループホームなど介護施設の種類別に比較した、50代(~59歳)の男性介護士の平均給料はいくら位なのか見ていきましょう!
2019年4月10日発表(政府統計)の事業形態別(サービス別)の50代男性の平均給与額は以下の通りです。
50代の事業形態別平均賃金表
事業形態(サービス別) | 平成30年度9月 | 平成29年度9月 |
1位 介護老人福祉施設(特養) | 35万0,110円 | 33万8,360円 |
介護老人保健施設(老健) | 31万9,400円 | 31万1,030円 |
介護療養型医療施設(療養病床) | 30万9,040円 | 29万9,060円 |
訪問介護事業所(訪問介護) | 29万4,830円 | 28万2,350円 |
通所介護事業所(デイサービス) | 31万1,030円 | 30万0,360円 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | 28万1,340円 | 27万1,530円 |
※通所介護事業所には地域密着型通所事業所を含んでいます。
35万0,110円
ちなみに同じ条件での、40代女性(特養勤務)の平均給与額は、33万7,050円です。
また、1位の特別養護老人ホームと、グループホームとの給料格差は5万9,590円(約6万円)もあります。
ここまでの数値を見て、あなたが今の職場でもらっている給料と比較されてみてどう感じましたか?
では、続いて『介護職の給料・年収に差が開く原因』についてお話ししていきます。
介護士の給料が『住んでいる地域』や『職場』によって大きな差がある理由とは?
2018年9月時点での介護職(正社員)の平均月給額は…
30万970円!!
今まで紹介した平均給与額より、『俺の給料はかなり低い…』と思ったあなたは、この2つが原因だと考えてください。
【自分の給料が平均値より低い大きな2つの要因】
- 『住んでいる地域』によって給料に大きな差がある
- 『勤めている職場』によって給料に大きな差がある
実際は、【①住んでいる地域】と【②今勤務している職場の経営方針など】によって【給料の差】は大きいのが現実です!
その理由を詳しく説明していきます。
①『住んでいる地域』によって給料の差がある理由!
介護保険サービスには、地域別単位加算というものがあります。住んでいる地域によって追加される介護報酬加算額が異なるということです。
また、適用地域は都道府県別ではなく市区町村別になっています。
地域区分別の介護報酬単価加算表は、こちらの記事が市区町村別にまとめられていて解りやすかったです!
大まかに解りやすい都道府県別の給与データがありましたので、参考までに比較されてみてください。
↓ ↓ ↓
都道府県別 | 平均年収額 |
---|---|
1位 東京都 | 434万 |
2位 大阪府 | 372万 |
3位 神奈川県・愛知県 | 341万 |
4位 以外の都道府県(平均額) | 310万 |
最下位 青森県・沖縄県など | 248万 |
上記参考データ:平均年収.JPより
首都圏(人口密集地)と地方では大きな開きがありますね。同じ業務内容なのに、おかしいですよね!
ではなぜ、地域によって介護職の給料に開きが生まれてしまうのかを、もう少し詳しく見ていきましょう!
介護保険制度では、日本の全地域が1級地~7級地・『その他あてはまらない地域』を含め、合計8種類の地域別に分かれています。
1級地は東京23区、2級地は大阪市や横浜市、川崎市、狛江市、多摩市など、続いて3級地~7級地はほとんど人口密集地です。
以外の市町村は、ほとんど『その他あてはまらない地域』に該当します。

上記画像の鮮明画像は下記リンクにてご確認ください。
上記画像引用元:厚生労働省:介護保険地域区分適応地域表
【結論!】市区町村別で介護士の給料に差がある!
①『住んでいる地域』によって大きな給料の差があるのはなぜ?
⇒人口密集地の場合は土地代や物価が高い分、人件費やその他のコストがかかりますよね。その分、介護施設に入る介護報酬に加算が付く(事業収入が増える)といった流れになっています。
このように、現行の介護保険制度では人口密集地(1級地~7級地)以外の【その他の地域(地方)】では介護収入が少ない分、給料も少ないということです。
※もちろん【その他の地域(地方)】のすべてがそうではなく、企業努力をそれぞれすることで、独自の給料規定を設けている施設もあります。
『どうせこの地域じゃ給料が高い職場なんかないだろ…』と決めつけず、あきらめないでもう少し条件の良い職場を探してみてください!
・土地代や住居代が安く済む『その他の地域』は、介護施設に入る介護報酬が少ないということ。
・入ってくる介護報酬(事業収入)が少ないということは、当然人件費に回せるお金も少ないということです。
これから10年20年以上…今の施設で働いていても大丈夫なのか…?将来に不安を感じているなら、この記事にある『8つのチェック項目』であなたの介護施設を診断!!
↓ ↓ ↓

②『勤務している職場』によって大きな【給料の差】がある現実!
職場によって給料に大きな差があるのは、介護職だけではなく、どんな業界の会社でも同じです。
介護事業所の場合は、このような違いで給料に大きな差が生まれます。
職場によって給料が大きく違う3つの要因(地域別以外)
- 法人・各組織・会社の経営者やトップ、管理職の人たちの経営方針や考え方
- コスト削減、長く職員に働いてもらうため等の企業努力
- 介護職員処遇改善加算Ⅰの取得の有無
どれも大事ですが、2019年の今!現実的に一番大事なのは・・・
【介護職員処遇改善加算Ⅰ】を取得できているかです!
※現在介護事業所全体の約65%が【処遇改善加算Ⅰ】を取得できていますが、反面35%の介護施設がまだ取得できていません。
月額37,000円ほどの処遇改善加算Ⅰを職場(介護事業所)が取得するためには・・・
- 介護職員のためのキャリアアップの仕組み作り(賃金形態の整備など)を行う
- 介護職員が働きやすい職場環境の改善作り
この2つの仕組み作りが事業所内で必須です!
この2つが大きな取得要件ですが、処遇改善加算の仕組みや目的についてもっと細かい内容を知りたい方はこちらの記事が解りやすくておススメです!
参考:介護用語 介護職員処遇改善加算とは?
事前に『介護職員処遇改善加算Ⅰを取得している施設ですか?』と登録先の転職エージェントの担当者さんに聞いておくといいですね!
転職の成功は、人に頼らず自分の眼力で判断せよ!
⇒【男性介護士】どうやって転職の失敗・後悔を自分の眼力で防ぐのか?!超大事な3つの事前知識!
他の介護の職場の給料は?
では、給料が多い人たちはどの位貰っているのか?実際に介護現場で働く人たちの意見を見ていきましょう!
特養事務員です。
当施設では介護職員の給与は残業・処遇改善含めて最高500万を超え、
2番手、3番手も450万ほど維持しております。リーダークラスは400万前後で看護師以上。
懸念しているのは、管理栄養士やリハビリ職員、相談員やケアマネとの格差。逆転現象です。介護経験から相談員やケアマネへなると年収は100万円ほど下がります。
10年選手の管理栄養士の年収は300万、介護職員は1年目でも330万以上
介護ばかりに目を向けるのは辞めてほしい。全員ではないが、就職後ほとんど勉強もせず、給与が低い、仕事がきついと文句ばかりの介護職の処遇はどんどんあがり、他職種へ還元できていないのが現状。
当法人には常勤介護職員が98名いて平均年収は408万円です。
440万円以上の年収を得ている職員は19人います。福祉施設介護職員342万円というデーターに信頼性はあるのか疑問です。上記までの引用元;みんなの介護
他にもボーナスを入れての年収などの意見も!
33歳 特養勤務 勤続10年 ユニットリーダー 介護福祉士あり。
手取り月収25~26万 夜勤5、6回
賞与夏1.7冬2.3で年間手取り65万くらい?年収450万ほど。
介護士では割とマシだと思います❗
安いかどうかは施設選びしだいですね(^_^;)前の施設は手取り17万で地獄でした…
介護福祉士
介護職特養7年
29歳
役職なし
手取り20〜23万(準夜勤4〜6回)
残業は月5〜15時間程度、分単位で申告可
ボーナス手取り年間80万
21歳、2年目、介護福祉士、1年毎に自動的に昇級、回復期の病院勤務。
基本給20万、夜勤手当は1万5千円ぐらいかな?手取り27万ぐらい。
賞与は3月で2.4ヶ月分、勤務成績で増額あり。人間関係は良好です。
介護主任勤続9年目。介護職での経験は13年。
基本給25万、資格1万、扶養手当3万、夜勤2万、残業平均1万。賞与4ヶ月分。約110万。年収約500万。
介護職待遇改善が支給されないのが痛い。上記までの引用元;みんなの介護
ここでは、年収400万円以上の職場で働く人の意見を紹介しましたが、やはりこのようなコミュニティ系のコメント一覧を読んでいると、まだまだ年収200万円台後半~300万円台前半の人もたくさんいます。
たとえこう考えてしまっていたとしても、『給料や待遇面が今より良い介護の職場』は探せば見つかる確率は格段にアップしますし、探さなければ見つかりません。
介護職の給料は『職場によって格段に大きな差』があるのが現実なんです!!
今働いている、職場の給料や休日数などの待遇に大きな不満があるのなら、自分の希望条件に近い職場をじっくり探してみてください!!
今の職場の『給料・年収』が不満だったら…
『今の施設の給料が不満…。これからの将来を考えると今のままだとかなり不安・・・』
そんなあなたは、もう少しだけ!
給料や年収の問題だけじゃなくて・・・
- 休みが月6日~8日しかない・・・
- 年間休日数が105日以下・・・
- 残業代が申請できず、いつもサービス残業・・・
- 自己都合の有休がとりずらい
- 人間関係がいつも悪い・・・
- 上司や管理職に大きな問題がある!
- 将来を考えたら今の職場だとな何かと不安・・・
こんな悩みが重なってしまっているのなら、真剣に『今よりもっといい職場あるかな?ダメ元で探すだけ捜してみるか…』と考え始めてみたらどうですか?
▼数ある介護転職エージェントの中で、僕がおススメするのはこの3社!その理由は下記ページ内にてお話ししています。
【最新】介護福祉士が選ぶべき!3つの目的別おすすめ介護転職エージェント!
【実話】条件の良い職場探し体験談
私の同僚が、職場内での恋愛を機『人間関係のこじれ問題』が生じてしまい、泣く泣く転職を考えていた時の話です。
実際本当にそうなんです!!
ほとんどが厚生労働省認可のエージェント会社なので安全ですし、まずは無料登録して探してもらって『今の職場と比較』するだけでも、やってみる価値はあります!
比較することで、一石二鳥でいい勉強になります!!
実は、私も11年前に異業種からの介護職への転職活動をしていた時には、計3社を実際に面接しました。同じ市内で探し、待遇面は以下の通りです。
- A法人(老健):手取りで19万(夜勤5~6回別)賞与:1.5倍×2回 年間休日数108日
- B有料老人ホーム:手取りで16万(夜勤5~7回別)賞与:1.7倍×2回 年間休日数110日
- C法人(特養):手取りで22万(夜勤5~6回別)賞与:1.6倍×2回 年間休日数120日
結局、勤務条件がダントツで良かったC法人(今の職場)に決めましたが、『いろいろな職場を比較して間違いなかった~』と今でも心から思います。
当時は介護専門の転職エージェントなんて便利なものはなかったので、自分で電話して面接し、細かくいろんなことを面接官に聞いていました。
初対面の面接官を目の前にして、『これ以上聞いたら落とされないかな・・・』なんてドキドキしながら質問をぶつけていたのを想い出します。
- 各手当はいくら位ですか?(家族手当・住宅手当・資格手当・夜勤手当など)
- 残業代の支給について実際はどうなのでしょうか?(サービス残業が当たり前の空気感はないか?)
- 賞与の倍率は?
- 勤続3年目~5年目、10年目くらいでどのくらい給料が増えていくのでしょうか?
- その他
こういう聞き難い質問や、自分の条件に合う職場探しを手伝ってくれるのが、厚生労働省認可の信頼できる転職エージェントです。
▼数ある介護転職エージェントの中で、僕がおススメするのはこの3社!その理由は下記ページ内にてお話ししています。
【最新】介護福祉士が選ぶべき!3つの目的別おすすめ介護転職エージェント!
まとめ
実際に、国の2019年最新の発表データと、あなたが実際に貰っている給与金額を比較してみてどう感じましたか?
今年2019年の10月には、消費税増税に伴い勤続10年以上のベテラン介護士に対して『特定処遇改善加算(月8万円)』が新設されます!
詳しくはこちらの記事に書きましたので、参考にしてみてください!
国は、『2025年に向けて介護職員の給料を改善する!』と言っています!
少しづつですが、待遇改善が進んでいますが、『そんなの待ってられない!』というあなたは、近くでもっと給料がアップする職場を探してみてください。
最後まで記事を読んでくださり、本当にありがとうございます!
他にも男性介護士なら持つ問題や悩みについて、いろいろ記事にしていますのでよかったらどうぞ!
【Kaigo-jin+】の最新記事・トップページを見てみる!
【男性介護士が気になる参考記事はこちら!】
給料・年収を上げたいなら上司・リーダーを目指せ!!僕が短期間で上司になれた8つの仕事習慣とは?

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このまま今の職場で働いていて大丈夫かな…給料どんって上がる兆しないし…今の上司や経営陣だと将来が不安…
そう少しでも感じている人はこちらの記事↓↓を読んで、自分の職場をセルフチェック!!
