こんにちは!介護福祉士のHiro(@Kaigo_Jin)です。
『ここは辞めたほうがいい職場なのか…』
今日はそんなあなたにとって、『こんな職場だったら辞めたほうがいい!8つのチェックすべき特徴!』についてお話しします。
現場経験12年目の現役男性介護福祉士Hiroです。
30代前半まで一般企業でのサラリーマン生活を経て介護職へ転職。特別養護老人ホームで生活相談員、認知症介護を10年以上経験。管理職昇進後は、現場の責任者として職員指導、人間関係改善、職場環境を良くするために奮闘しています!
『一緒に働く職員みんなが今より少しでも信頼し合い、今よりちょっとでも認め合うことができたら、きっと仕事が楽しくなり、利用者さんに今より良い介護サービスができる!!』そう思ってこのブログをマジで書いています!
Contents
辞めるにしても!続けるにしても!『○○する』事が超大事!
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今の職場への『不満』や、『将来の不安』を感じつつ『このままこの職場で大丈夫かなぁ…』と悩み、考えている人は多いと思います。
でも、実際に退職や転職に踏み切ることができない。
僕もそうでしたし、そんな人はやっぱり多いです。
- 5年後も10年後も年2000円の給与アップだけか…
- あの人が辞めない限り、この職場は良くならないよ…
- 数年後に上司になったとしてもあの年収額?
でも、こんな状況がこれからもずっと続いていくとしたらどうですか?
『・・・・・』
『いつかはきっと良くなるよ…』
そう思って将来何も変わらず、むしろ今より悪くなってしまった職場に感じるのは、『あの時行動しておけばよかった…』という後悔…。

もちろん今より悪くなると決まったわけではないですが、実際に経営者が変わったり、上司が変わるなどの変化があれば良くなるかもしれません。
だけど・・・
それって結局『人任せ』ですよね!?
- 上司や施設長、職場任せで自分が何もしなかった時の後悔
- 自分で転職活動してみて、自分の判断で行動した時の後悔
30代後半、40~50歳で後悔しても遅いです…。

結局どっちがいいか?ってことです。
なので、『きっといつか良くなる…』という人任せ思考はやめたほうがいいです。
そんなこと言いつつも、なんだかんだ言って今の職場いいところたくさんあるから、『自分の力で良くしたい!』そんなあなたは、こちらの記事を読んでみて下さい!
全て該当したら確実にブラック介護施設!あなたの職場をチェックする8つの大事な確認ポイント!
『こんな職場だったら辞めたほうがいい!』
8つのうち、3つ以上当てはまったら、ブラック介護施設と言ってもいいので、真剣に転職を視野にいれて考え始めたほうがいいです。
では、早速『早く辞めたほうがいい介護施設8つの特徴』です!
【早く辞めるべき介護施設8つの特徴】
- 年間休日110日以下の介護施設
- サービス残業が当たり前の介護施設
- 地域の平均より給料が低い介護施設
- いつも人材不足の介護施設
- 社外研修や内部研修が少ない介護施設
- 人間関係改善や職場環境改善への努力をしていない上司や施設長がいる介護施設
- ワンマン上司や一部の力を持った職員がはびこっている介護施設(上司の横暴)
- 優秀な介護士が長く続かない介護施設
『・・・・・』
自分の職場と当てはめてみて、どう感じましたか?!
では、なぜこの8つの特徴なのか?その理由を一つ一つ説明していきます。
①年間休日110日以下の介護施設
年間休日数が110日以下ということは・・・
一般のサラリーマンや公務員が休む、【土日+祝祭日含めた年間休日数】より大幅に少ない休日数となります。
【2019年の年間休日数(※一般例)】
- 土日の合計日数:104日
- 祝日(振替休日含む):17日
- 夏休み(お盆休み):4日程度(土日祝祭日別)
- 年末年始休暇:4日程度(土日祝祭日別)
年間休日数は・・・計128~130日
※上記例は完全週休2日制のサラリーマンとしています。
どうですか!?
年間休日数が110日以下ということは、完全週休2日制の会社員より、約20日以上も1年間の休みが少ないんです!!
20日の休日=自分の時間
今より20日も休みがあったら、もっと自分の好きなことや、自分のために使える時間が増えます!

経営者や管理職で責任ある立場の人でそれなりの給料・年収をもらっているのなら、休みが平均より少なくてもある意味しょうがないです。
だけど、一般正職員の立場で少ない給料+更に休みも少ないなんて絶対やってらんない!!って思いませんか?
そんな金銭的にも精神的にも余裕のない職場じゃ、利用者さんや認知症の高齢者の方たちにいい介助は決してできないと思っています!
『いったい何のために働いているのか…?』
自分にとっての時間の価値を少し考えれば、年休110日以下の職場なんて問題外です!
②サービス残業が当たり前の介護施設
ここで僕が言ってるサービス残業の問題点は2つあります。
- 残業時間を申請しにくい職場(金銭面)
- サービス残業があたりまえの雰囲気・空気感がある職場(精神面)
この2点について、何も改善しようとせず何の取り組みもしていない施設長や経営トップに人たちは、介護職員を数合わせ程度にしか考えていません!
たとえ進言、提言して少しは改善したとしても、トップの人たちが今まで知ってて取り組んでこなかったということは、『働く職員の労働環境を無視』し続けてきたということなんです。
なので、今後もこう考えているはずです。
こういう職場は、
職員の労働環境を、『前向きに改善しようとする気持ちがない!!』ということです。
『他の職場でもよくある!』サービス残業の問題については、こちらの記事を参考にしてください!
⇒現在作成中
③給料が地域の平均より低い介護施設
まず、自分の給料が住んでいる地域の平均給料額よりどの位低いのか?
自分の給料の適正相場を知っておきましょう!
介護士の給料は介護保険制度の上(地域加算)で成り立っているので【地域によって大きく違い】があります。
ですが、同じ地域内の平均給与額より大幅に給料が低い場合は、その施設にはいろんな問題があると思われます。
- 同じ地域にある特別養護老人ホームなのに年収が50万円くらい低い
- 同じ地域にある老健なのに年収が80万円も低い
- 同じ地域にあるグループホームなのに月給が4万円も低い
もちろん、勤務条件などに差があるので詳しく調べないとわかりませんが、数十万円の差はとてつもなく大きいですよね。
給料が低いと生活も苦しくなるし、恋人や奥さん家族にも好きなことをしてあげられない…。

給料・年収が低い原因は、企業努力が足りていない等たくさんありますが、解りやすい部分で言えば・・・
【介護職員処遇改善加算Ⅰ】を取得できているか?
ココが超大事な部分になります。
- 『処遇改善加算Ⅰを所得していない介護事業所は、どうして給料が低いのか?』
- 『自分の給料の相場が同じ地域内でどのくらいなのか?』
- 『同じ年代の介護士が平均でどのくらいの貰っているのか?』
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい!
⇒現役男性介護士が知りたい!20代~50代の各年代別の平均給料&ボーナス&年収額は?
ちなみに、『今スグに○○市にある有料老人ホームの給料や勤務条件が知りたい!』と思って、今の職場の給料・年収額と比較をしてみたいあなたはこちら!
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同じ地域での介護施設の給料や勤務条件(休日数など)は厚労省認可の介護専門の転職エージェントに登録すれば教えてもらえます。
今の職場との給料を比較したり、他の施設の求人情報の収集だけでも登録するメリットがあります。
④『いつも人材不足』の介護施設
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いつも職員不足・・・
これは②の『サービス残業があたりまえの介護施設』でお話ししたのと同じで、施設長や経営トップの人たちの姿勢がこうだからです。
『労働環境改善への努力』を真剣に行っていない!!
よくある話としてこんな問題があります。
- 企業努力や工夫が足りず稼働率がいつも低い
- とにかく利用者に入居してもらうことだけに集中して、他の大事な部分やケアスタッフへの配慮が欠けている
- 配置基準に足りていない状況の中での経営が続いている
- 必要な物品購入を渋り、より良いケアへの改善を行わない
他にもいろいろな原因がありますが、『人が来ない』『人がすぐにやめる』原因を、今の職場の経営陣たちの『本気の改善姿勢』がないと感じているのなら、今後も大きな変化は期待できないと考えたほうがいいかもしれません。
※ただでさえ人手不足で職員が足りていないのに、汚物処理機がない介護施設って職員の負担軽減とかまったく考えていないと思う!

⑤社外研修や内部研修が圧倒的に少ない介護施設

研修は介護職員として非常に大事!!
施設内研修だけじゃなく、社会福祉協議会などが企画している『社外研修』で他の施設の職員と交流することはものすごく大切なことです!
だって、自分の職場だけだったら『井の中の蛙』になってしまうと思いませんか?
それだけではありません!!
『研修』を定期的に実施していない介護事業所は、先述した『介護職員処遇改善加算』が施設に入ってこないのです。
単刀直入に説明すると、研修を実施していない介護事業所は・・・
- 介護士が『井の中の蛙状態』になってしまいレベルが低い!
- 処遇改善加算の最高支給額がもらえない=給料が低い!
社外研修は、自分が働いている今の職場のレベルを知ることができるいい機会です。
研修費用が掛かったとしても、社外研修は職場環境や介護士としてのスキルを向上するためにも絶対必要なものだと思います。
⑥『人間関係改善や職場環境の改善』を全く意識していない上司や施設長がいる介護施設
『職員同士のもめ事』や『労働環境の問題』を解決しないといけないのは、なんだかんだ言って、
上司なんです!

もちろん、職員ひとり一人に原因があったり、経営的な問題があったりしますが、上司のフォローはかなり重要になってきます。
- 人間関係が悪くなると、どんな影響や問題が生まれるのか?
- 職員の働く環境が悪いままだと、施設にどんな影響が出てきてしまうのか?
こんな風に考えてくれる上司や施設長がいる職場なら将来も安心ですが、そうでないならかなり危険です。
よくあるのが、改善案を進言しても『その場では聞くけど、結局何もしない上司』って介護の職場では実際多いと聞きます。

働いている介護職員たちへの『心のフォロー』と、『働きやすい職場への取り組み』ができていない施設は、きっと『経営理念』も形だけで、利用者さんへの配慮や対応もずさんなはず!
利用者さんも働いている職員たちも不満がたまり続け、どんどん不幸になる悪循環に陥ってしまいます。
⑦ワンマン上司や一部の力を持った職員がはびこっている介護施設

- 権力をふりかざすワンマン上司
- 常に突っこみを入れてくるお局女性介護士
- 業務独占国家資格だからと、常に介護士を下に見る、上から目線の粗さがし看護師(いい看護師さんも多いですよ!)
なぜか、介護の場合どこの職場にもいるってツイッター見てると感じます。
こういった人たちって、『自分の意見・考えが絶対正しい!』って思ってるみたい。
介護職は基本優しい人が多いから、ちょっと強気な人で仕事ができると調子に乗ってしまう傾向が強いような気がします。
だけど、一番問題なのは・・・
そういうワンマンなパワハラ系職員たちが、他の職員さんたちにとって悪い影響があるとわかっていながら、問題のある職員を野放しや、見て見ぬふりをしている施設長や経営陣。
そんな人たちに人事評価とかしてほしくないですよね!
そういう意味でも、管理職や施設長の器というか、人間性をよく見る必要があります。

⑧優秀な介護士が長く続かない介護施設
これはシンプルな話!
仕事ができる介護福祉士が長く続かないのは、『あ~この職場ダメだな…早く辞めたほうが賢明』とすぐ気づいて行動するからです。
- この職場は①~⑦まですべてに該当していた
- 早いうちに他に転職しておいた方が絶対いい!
介護職で仕事ができる人とは、『仕事が早い』『なんでもオールマイティにこなす』人のことではありません。
『気付ける人』のことです!

職場のNGな部分を、早くキャッチできてしまったからこその決断ということですね。
なので、あなたが『この人優秀だなぁ…』『いい感じの職員さんだなぁ』って感じていた職員さんが比較的早く辞めてしまっているのなら、もう一度立ち止まって①~⑦を振り返ってみてください。
そして、これからの将来のことを真剣に考えてみてください。
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【まとめ】結局はこれが一番大事!
今までお話しした8つの殆んどに当てはまっているということは、経営陣が自分の事業所で働いてくれている介護職員の『職場環境の改善』を意識していないということになります。
僕はこう思っています!
一番大事なのは・・・
『・・・・・』
経営陣が共に働く介護職員を大事にしているかどうか!?
これが一番見るべきポイントであり、職場の良し悪しを判断する大事な部分です!!
この超大事な部分を、あなたが感じなければ、
今の職場は辞めたほうがいい・・・
逆を言えば、上司や管理職、施設長、経営トップに人たちからこんな前向きなビジョンや信念を感じられているのなら、退職・転職する必要はないと思います。
- 『将来この職場で働くのが不安になった…』
- 『早く良い職場、探し始めたほうがいいかも…』

『このままここで働いていても将来が不安…』と考え始めたのなら、『今の職場で働きながら、じっくり自分の希望に合う職場』を探してみるべきです。
たとえ、すぐに良い求人情報が見つからなくても『情報収集目的』で転職サイトでいろんな求人情報を見て目を肥やして鍛えていけば、結果的に転職の失敗を防ぎ、より良い判断ができるようになります!
↓ ↓ ↓
⇒【最新】男性介護福祉士が選ぶべき!3つの目的別おすすめ介護転職エージェント!
だけど…やっぱり転職が上手くいかなかったらどうしよう…
だけど・・・
『今のところでうまくいかなかったから、他の職場でもうまくいかないかも…』
そうですよね。どうしても慎重になりますし、その一歩が踏み込めない…。
僕もそうでしたが、つらい時ほど『これからも、何をやってもうまくいかないんじゃないか?』と思ってしまいがちです。
こう考えてしまう大きな原因は・・・
まだまだ【たくさんある他の選択肢】を自分で勝手に狭くしてしまっている・・・からなんです。
人生には今の環境や職場以外に、他にもたくさんの選択肢があって、自分を理解してくれる人も他にたくさんこの世の中にいる!
- 引越すのも自由!
- 今の人間関係をリセットするのも自由!
- 転職するのも自由!
なんでも自由に決められるのが、この2019年の平和な日本なんです!(笑)
熱く語ってしまいましたが、僕はそう思うようにしています。
転職の失敗を防ぐために必要な『自分の眼力』を鍛えながら、『今より良い職場を探すための転職前必須予備知識』についてはこちらの記事でお話ししています。
⇒【男性介護士】転職の失敗・後悔を自分の眼力で防ぐ!超大事な3つの事前知識!
最後まで記事をお読みくださいまして、本当にありがとうございました!!
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