排泄介助の学び

【認知症】トイレ介助の拒否がピタッとなくなった声掛け事例・対応まとめ!

トイレ介助時の声掛け事例

 

トイレ介助をしていると、ものすごく拒否したり、大声を出す認知症の利用者さんっていますよね。

 

はるかさん
はるかさん
マツさん、トイレですよ~立ってください!

マツさん
マツさん
トイレはさっき行ったよ!やめてって言ってんでしょ!あ~痛っ!!

 

はるかさん
はるかさん
多少無理をしてでも早く終わらせないと…あと8人も残ってるし…入浴介助にも行かなきゃ…

 

いけない事なんだけど、職員不足などが原因で忙しい中だと、利用者さんへの声掛けが不十分なまま介助に入ってしまうことがよくあります。

 

職員がせかせか焦るから、その姿を見ている認知症利用者さんはさらに『不安度』が増してどんどん興奮状態に・・・。

 

認知症高齢者

 

悪循環ですよね…。

 

排せつ介助がスムーズにいかないと他の業務にも影響が出てきてしまい、僕たち介護士もさらにイライラしてしまう・・・。

 

僕たち介護士もプロとはいえ人間なので、大声を出されたり罵声を浴びれば、いつも平常心じゃいられない!!

 

 

介護士ひろ
介護士ひろ
あ~もう!急いでるのに!!あと20分で10人も排泄介助に入らないといけないだなんて~ムリでしょっ!!

 

介護福祉士しんたろう
介護福祉士しんたろう
あの人いつも大声出して拒否するんだよなぁ~この前叩かれたし…

 

忙しい介護職の毎日…

 

こんなイライラ余裕のない自分にならない為にも、認知症の方が拒否なくトイレに応じてくださる声掛けテクニックを知っておきましょう!

 

 

このブログは、現役介護士である僕JINが、仕事上の悩みや人間関係・利用者対応などの実体験・仕事経験をもとに投稿している個人ブログです。

記事をご覧いただき、ご質問やご意見があれば本当に気兼ねなく記事下のコメント欄からご連絡ください。

 

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トイレ介助時に必要な『必須声掛けテクニック』の基本はこれ!

 

 

トイレ介助時には・・・

  1. 脚力はあるけど、普通の声掛けでは立ってくれない利用者さん
  2. 羞恥心からの拒否が強い利用者さん
  3. その他さまざまな理由で拒否される利用者さん

 

新人の頃、そんな方たちへの声掛け対応がニガテでした。

 

そんな時、声掛けが上手な先輩たちが使っていた『声掛け技術』がこれ。

 

【やさしい嘘】を上手に使った『声掛け』と『会話

 

 

  • 車椅子から立ってくれなかったり…
  • 頑なに『いやだよ!』って言っていた利用者さん…

 

声かけの中に『親しみを込めたウソ』や『安心してもらうための嘘』を取り入れた事で、今まで怒って拒否していた利用者さんたちの態度がガラリと変わりました。

 

 

では、実際にどうすれば拒否の激しい利用者さんに『上手な声掛け』がスムーズにできるのか?

 

僕が行ってきた『やさしい嘘を交えた具体的な声掛け事例』をご紹介していきます。

 

【大事!】なぜ『介護拒否』をされるのかを知っておく!

 

 

 

 

その前に、認知症介護でとても大事なことだなと、僕が思うことについてお話しします。

 

 

それは・・・

 

拒否をされる理由】です。

 

トイレやオムツ交換の排泄時に『拒否』をされる理由をあなたは考えたことがありますか?

 

僕の経験からして、利用者さんが拒否をされる原因は2つあります。

 

利用者さんが介護拒否をされる原因は2つ

 

  1. 職員のマナー・対応が悪い時
  2. 職員が忙しくて心に余裕がない時

 

認知症を患っているとはいえ『人』×『人』なので、話し方・対応のマナー・常識は必須。

 

なので・・・

逆の立場になって考えればすぐにわかると思います。

 

認知症利用者が他人から排泄介助を受ける時の気持ち

  • え!なに?恥ずかしい!(羞恥心)
  • いきなり何をされるの!?(不安・危険・恐怖)

 

 

なので、

『羞恥心』と『不安』をとり除いてあげる声掛けを行えばいいのです!!

 

【逆の立場】を考えるとは?

例えばですが、自分だったらいきなり声掛けもせず、ズボンを下ろされたらどんな気持ちになりますか?

たとえ声掛けをしていたとしても、相手に伝わっていなければ意味がありません!

人として『どう対応すべきか?』『どう接するべきか?』考えてみましょう。

 

 

 

『そんなことわかってる!』っていう職員さんに伝えたいこと!

 

  • 羞恥心や不安を取り除く声かけ?
  • 逆の立場になって介助される利用者の気持ちを考える?

 

そんなことはわかっている!

 

毎日仕事をしていればこれくらいのことはみんなわかっています。

 

本当の問題は・・・

人手不足・やる仕事の多さなどから生まれる僕たち介護職の余裕のなさです。

 

 

はるか
はるか
先輩に『遅い!』って怒られちゃうよ…

介護士ひろ
介護士ひろ
あ~もう食事の時間かぁ…トイレ介助終わんないよ!

 

こんな風にいろんなプレッシャーがあると、利用者さんの気持ちになるとか、不安を取り除く接し方や声掛けなんてできないですよね?

 

 

僕なんかすぐ心の中がこんな気持ちでいっぱいになって一気に余裕がなくなってしまい、一気にドッと疲れてしまう時が今でもあります…。

 

疲れる介護士

 

そんな時、自分の心に言い聞かせているのがこの言葉。

 

  • 『○○すべき!』と思うのやめよう!
  • 『○○しなきゃだめだ!』と思うのやめよう!

 

自分の気持ちを『今よりちょっと解放』してみると、不思議と気持ちに余裕が生まれます!

 

  • 先輩に遅いって言われてもしょうがない…だってこんなに忙しいんだからできるわけがない!
  • 利用者さんのペースがあるんだから、昼食に間に合わなくてもしょうがない!

 

前向きな男性介護士

 

JIN
JIN

そもそも、認知症の人たちに【決まったタイムテーブル】を敷いていること自体おかしい!

 

こんな風に考えるようになって、他の職員さんたちにもこの話をしているうちに『たしかにそうですよね…』なんて言ってくれる職員さんが増え、全体のピリピリ感が消えていきました。

 

とはいえ、やはり利用者さんの『拒否』には今後も直面していくのが僕たち介護職です。

 

なので、プロ意識を持った介護コミュニケーション技術はしっかり身に付けていきましょう!

 

認知症介護でつく『良いウソ』は大事なコミュニケーション技術だ!

 

 

認知症の方への声掛けの中にはがたくさんあります。

 

この、利用者さんに『嘘をつくこと』に対して抵抗があると考える人もいるかもしれませんが、僕は認知症介護での『嘘』は介護福祉士としての【必須コミュニケーション技術】だと考えています。

 

 

そして・・・

 

不安を⇒安心に変えることができる【やさしい嘘】だと思っています!!

 

 

 

 

僕は『安心の嘘トーク』とも呼んでます。

 

なので、このあと紹介する会話事例は『安心の嘘トーク』で作られています!

 

【トイレ誘導】介助を拒否される利用者への上手な声掛け事例集!

 

トイレ介助拒否時の上手な声掛け事例4つ!

 

前向きな男性介護士

 

では実際に、僕がを安心してもらって排泄介助拒否時上手な声掛け事例をこれから紹介していきますね!

 

トイレ介助拒否時におすすめの声掛けパターン例①

介護福祉士しんたろう
介護福祉士しんたろう
しんきちさん!お尻のできものに、病院の先生からもらったお薬を付ける時間ですのでいいですか?!

 

しんきちさん
しんきちさん
しょうがないか…わかった…。

 

トイレ介助拒否時におすすめの声掛けパターン例②

介護士あつ
介護士あつ
しんきちさん!娘さんが忙しいのに持ってきてくれた新しいズボンがあるから着替えましょうよ!もしかしたら、娘さんあとで来るかもしれないから喜びますよ♪

 

しんきちさん
しんきちさん
そうなのか?わかった…。

 

『お薬』と『先生(医者)』というキーワードは拒否時の声掛けでとっても効果があります!!

理由は、お医者さんからの指示ならたとえ羞恥心があっても、渋々ながらも『しょうがないなぁ』と考えてくれるからです。医師の力はスゴイ!

※僕JINが働いている職場では白衣(医者の服)をAmazonで3,000円前後で購入して拒否がものすごく強い男性利用者さんの介助がスムーズにできるようになりました^^

※お薬はワセリンやベビーオイルなど『保湿』できるものなどで応用されてみてください。(陰部周辺の肌荒れや皮膚疾患などの防止になります)

 

トイレ介助拒否時におすすめの声掛けパターン例③

介護士はるかさん
介護士はるかさん
マツさん!大丈夫^^大丈夫ですよ~!(眼をしっかり見て)一緒にいきましょ!

マツさん
マツさん
はい…

 

  • 大丈夫ですよ!
  • 心配いりません!

 

この2つの声掛けを、拒否をされている利用者さんの『眼』を見ながら行うとほとんど介助に応じてくれるようになります。

 

 

トイレ介助拒否時におすすめの声掛けパターン例④

介護福祉士しんたろう
介護福祉士しんたろう
(目を合わせてから声掛け)マツさん!娘さん(家族のお名前)からお願いされていますのでお手伝いしますね!

 

マツさん
マツさん
わかったわよ

 

ご家族の力は大きいです。

 

娘さんや息子さんの『名前』を会話の中に取り入れる事で安心感を持っていただけることができます。

 

大事なのは、やはり介助する利用者さんが『どんな声掛けなら安心してくれるのか?』を考えることです。

  • 生活歴から『安心してくれるネタ』や『会話の共感ネタ』を見つけだす。
  • 『一緒』という言葉は安心感が生まれる。
  • ご家族(配偶者・子ども)の名前を何度も伝える。
  • 低姿勢になり威圧感を徹底的になくす。
  • 視線を合わせ、本人を尊重しているという態度をわかりやすくとる。
  • その利用者さんの性格や特徴・考え方や受け止め方を理解してから行う。

 

▼忙しい介護現場だからこそ短かい会話で利用者さんが安心してくれたらうれしいですよね!そんな声かけを厳選して3パターンを紹介してます!

【認知症】帰宅願望&不穏…介護現場で実際に効果があった3つの声かけ例!

 

トイレ誘導拒否時の『まほうの声掛け』2つ!

 

 

ここでさらに『安心』につながる抜群の効果がある言葉がこの2つの声掛け!!

 

ぼくは、認知症介護をしてきた中で一番利用者さんに安心してもらい、『この人敵じゃない…』って思ってもらえる声掛けがこの声掛けだと思っています!

 

拒否のある利用者さんに安心してもらえる魔法の言葉

・○○さん、ありがとうございます!!!

・○○さん、大丈夫ですよ♡!!

 

本人の名前を入れたこの2つの言葉は、嘘を考える暇がないくらい忙しい時にとっても役立ちます!!

 

本当に『まほうの声掛け』だと僕は思っています。

 

▼他にも現場で実際に僕が使って効果を感じた、怒りまくっている認知症利用者さんを笑顔に変えることができた対応テクニック集!

【介護職】怒り100%の認知症利用者さんが笑顔に変わる自虐ネタ5選!

 

まとめ

 

ここで紹介した声掛け例はごくごく一部です。

大事なのは、その利用者さん一人ひとりの個性に配慮した『人と人とのおつきあい』です!

 

認知症介護では、ものすごく高いコミュニケーションスキルが必要だと僕は思っています。

自分にはむずかしいとは考えずに、『どう声掛けしたら拒否がなくなるのか・・・』を楽しみながら考えていけるといいですね!

 

この記事のまとめ

  1. 安心してもらうための『嘘』は良いウソである!
  2. 『ありがとうございます!』と『大丈夫ですよ!^^』は認知症介護では魔法の言葉である!
  3. 目を合わせ、利用者さんの名前を常に言葉にして伝える!
  4. 『お薬』と『医者』の力を利用する!
  5. 最悪は医者の服(白衣)を着て対応するとほとんど拒否がなくなる!

 

ここまで会話事例や拒否時の対応法をお伝えしてきましたが、頭や理屈では解っていても『どうしてもニガテな利用者さん』もいますよね。

そんなときに、『あなたの心にこんな○○な気持ちがあったら?』かなり性格改善や、イライラしやすい性格を改善することができます!

↓     ↓     ↓

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最後まで記事をお読みくださいまして、本当にありがとうございました!!

 

 

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介護経験13年目の介護福祉士JINです。 所有資格:介護福祉士・介護支援専門員・認知症介護実践者研修修了者。特養勤務のチームリーダー。今までの経験で学んだことや伝えたいことを個人ブログらしく自由に書いてます。詳しい自己紹介はこちら! プロフィール